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Bizteria経営企画 Vol.27
逆境の時代を知財で生き抜く!! “特許事務所”の強みを活かした知財アウトソーシングの提案
日峯国際特許事務所 所長弁理士 高田 幸彦 × 弁理士 橋本 宏之

 1.はじめに
  近年の知的財産権への関心の高まりに伴い、知的財産権の取得・管理を自社内で行われるケースも増えているのではないでしょうか。しかし「餅は餅屋」、特許事務所には、知的財産権に特化しているが故の強みがあります。
  そんな、”特許事務所”の強みを活かした知財アウトソーシングの可能性について、日峯国際特許事務所から、いくつか御提案申し上げたいと思います。

  2.日峯が提案する知財アウトソーシング
(1)中国における知的財産権保護
  中国に技術移転する場合に、従来は移転技術について産業財産権の取得や、個々の案件について機密保持契約が締結されてきました。しかし、これらの対策では、営業秘密の流出を防止するには充分とはいえない状況にあります。
  そこで、中国における移転技術の流出を抑制する方法、特に図面等に記載された技術営業秘密の流出抑制方法のあり方について、中国独特の司法鑑定制度を活用した知的財産権の保護を提案致します。・・・ (続きを読む)

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