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Bizteria経営企画 Vol.24
不況下におけるマーケティング改革を推進
株式会社ストラテジックワークス 代表取締役 マーケティング改革プロデューサー 長瀬 真利雄

 現在の不況下におけるマーケティング、つまり消費者の消費動向を一言で言い表すとしたら、「惰性消費がない状況」と言えます。消費者の行動が非常に慎重になってきており、従来であれば一度購入すればその後も一定の継続購入が見込めていたものが、最近では一度購入してもその後の継続購入に繋がる率は非常に低下しているという状況にあります。

 それは、今までは新規顧客の獲得をマーケティングの主軸としていた当社の顧客企業の多くが、最近では企業規模の大小を問わず「既存顧客のリピート率を如何に上げるか」への関心を強め、当社が強みとするマーケティング改革の一つである「コア顧客集中戦略」への依頼が増加していることからも窺えます。

 「コア顧客集中戦略」とは、自社のコア顧客は誰であるかを客観的に見つめ直し、顧客獲得から顧客維持に至るすべてのマーケティングプロセスをそのコア顧客に合わせて再設計しようとする考え方です。

 2つの新規顧客獲得施策について、以下のような観点から比較します・・・(続きを読む)

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