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Bizteria経営企画 Vol.22
転換期の企業組織と人材育成
テクノファイブ株式会社 阪神支社 支社長 谷 誠之

 電子メールに限らず、面と向かって話をする場合でもコミュニケーション・ミスが発生しています。よくあるのが、すべて話すことに対する心理的な抵抗です。懇切丁寧に話をしなくても、相手はすでに知っているものだと思い込み、重要なことを話さない。聞く側も、たとえ分からないことがあったとしても、質問することは恥ずかしいことだと思ってしまう。結局、伝達されないままになるのです。

 ITが普及したことで、情報伝達手段が多様化し、お互い密にコミュニケーションをとっていると思い込んではいないでしょうか。実は今まで以上にコミュニケーション・ミスが発生しているのです。

 なぜ、こうしたことが起きているのかというと、考え方やビジネス環境の異なる人とコミュニケーションをとる機会が増えたためです。たとえば、インターネットの普及でメーカーとお客様が直接やりとりする機会が増えました。お互い使っている専門用語は、当然異なります。同じ環境にいる者同士であれば、言わなくても通じることが、相手は異文化にいるため伝わらない。そのことを理解せず、今まで通りコミュニケーションをとってしまうため、問題が起こるのです。

 また、同じ文化にいる人の間でも油断は禁物です。テレビやインターネットなどから多くの情報を簡単に得られるようになったため、自分が知っている情報を他の人も知っていると思いがちです。同じ情報であったとしても、情報ソースが異なっていたり、情報に対する反応も人それぞれ・・・(続きを読む)

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