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Bizteria経営企画 Vol.2

最近の労働市場はいわゆる売り手市場なのですが、これは労働市場が売り手つまり求職者の希望が通りやすい環境にある状況なのです。採用側が「良い人材が欲しい」と言うだけでは人はなかなか集まらない時代なのです。

このような状況の中で採用活動を行う際の根本を一言で言うと「この指とまれ」ということになります。「うちの会社はこういう会社です。こういう会社を気持ちいいと思う人来ませんか?」という形でアピールするやり方を「この指とまれ方式」と言っています。

買い手市場のときは自社の業績や事業規模などをアピールすれば効果がありました。昨今の売り手市場では自社を好きになってくれる人、あるいは指にとまってくれる人を探す採用活動を行う必要があるのです。

売り手市場と呼ばれる現象はバブル時代にもありました。しかし当時と今とでは大きな違いがあります。バブル時代の人材採用では「人手」が欲しいという企業側のニーズが全面に出ていました。まずは人手の絶対数を確保することが優先されていたのです。しかしバブル崩壊後、企業を取り巻く環境は大きく変わりました。この頃から企業は新しい価値を作り出せる人材を求めるようになりました。
つまり「戦力」としての人材です。・・・(続きを読む)

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