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Bizteria経営企画 Vol.17
【連載】マスコミに紹介されると話が早い!
株式会社船井総合研究所 経営コンサルタント 伊藤 誠一

 マーケティングの目的は、「新しい顧客の創造」だと私は考えています。商品開発も、価格政策も、チャネル開拓も、広告宣伝もすべてのマーケティング活動の目的はこの「新しい顧客の創造」にあると考えています。その為に必要なマーケティング施策にパブリシティという手法があります。パブリシティとは、マスコミに記事として紹介してもらう事です。

 このパブリシティを獲得する事で、企業はいくつかのメリットを手にする事が出来ます。

 私は中小〜中堅企業専門の経営コンサルタントです。年商規模は10億〜100億円の企業です。広告費を数億円も使える大企業とは広告宣伝のやり方、コミュニケーションの取り方がまったく異なります。

この中小〜中堅企業の最大の課題は認知度不足です。素晴らしい商品やサービス、優れた技術を持っていても、コミュニケーションの取り方が下手な企業が数多く見受けられます。

 社名や商品の事を、「知っている」と「知らない」とでは、天と地程の差があります。この知名度を高めるには、新聞や雑誌のメディアで紹介されるのが最も即効性があります。例えば、営業活動などのビジネスシーンで、自社の魅力を100個並べるよりも、「今、話題の商品でして、先日、○○新聞でも・・・(続きを読む)

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