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Bizteria経営企画 Vol.12
「インサイドセールス」の可能性
株式会社ピー・ディー・アール 代表取締役 沼澤拓也

 インサイドセールスとは、一口で言えば、企業訪問をしないで社内で電話やメール、DM、FAXを駆使して顧客とコミュニケーションをする営業活動です。

 企業訪問をして商談や受注活動を行う営業(フィールドセールス)を新規・既存顧客へのアプローチだとすれば、インサイドセールスは潜在顧客、見込み顧客へのさりげない継続的なアプローチ、動機付けがメイン業務です。
 潜在顧客、見込み顧客との関係づくり、言わば「橋づくり」の役割を担う存在ともいえます。

 インサイドセールスの業務をもっと分かりやすく説明するために、ちょっと「クイズ」を出しましょう。
 「中古車を買った人が、次に買い換えるタイミングはいつが最も多いでしょうか?」
 答えは「3年目と5年目です」。
 もう一つ、「マンションを購入した人が最も多く買い換えるタイミングは何年目でしょうか?」
 答えは「5〜7年目です」。

 なぜ、こんな質問をしたのかというと、インサイドセールスの業務とは、極端に言えば、こうした「クイズ」の問題と答えを作り出していく作業の繰り返しであり、そうしたマーケティング分析で・・・(続きを読む)

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